関節リウマチとは
関節リウマチとはもっとも頻繁にみられる免疫でおこる関節炎の病気です。
それは間違った免疫機能(多くの場合は体を守るためのシステムです)が病気の発症に関わっており、手首や小さな手指関節を侵します。それらはこぶしの関節であったり、指の真ん中の関節であったりします。
早期発見、早期治療
リウマチ治療が劇的に改善され、多くの患者さんで早期の治療が奏功し、痛みや腫れがコントロールできることがわかってきました。そして、コントロールができれば関節が壊されていくのも防げるようになりました。関節破壊により手術をするようなケースもかなり少なくなります。当院で治療を早期から治療した方で関節破壊が進行し患者さんは今ではほぼいないと思います。
運動の重要性
負担の少ない有酸素運動(歩行など)や筋力アップの運動を行いましょう。これらはリウマチ患者さんの生涯にわたる健康を増進し、関節への負担を減らします。また、生活習慣病のかんりも重要です。当院でのリハビリテーションは行っておりませんが、他院と連携して運動指導も行ってまいります。
専門医の重要性
関節炎のエキスパートである、Rheumatologist(リウマチ専門医)をぜひ探してください。
専門知識はリウマチの早期の発見に必須です。関節リウマチには似たような病気が多数存在し、必要のない検査や必要のない治療が行われることを防ぐためにもRhumatologistを探してください。
Rheumatologist(リウマチ学会専門医・整形外科学会認定リウマチ医)はリウマチの専門医であり、あなたに合った最高の治療プランを作り上げます。
「リウマチ専門医の検索 → リウマチ専門医・指導医検索 (ryumachi-net.com)」
(米国リウマチ学会ホームページより一部改変)