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- 2018.09.03
- シェーグレン症候群は難しい。
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シェーグレン症候群はかなりの患者さんが
いらっしゃると見込まれています。
日本ではなぜか、北海道、東京、石川県だけで難病申請が
できていたのですが、全国でそれが可能になりました。
検査の流れとしては、
●眼球乾燥 ~ シルマー試験、フルオロセイン、蛍光色素 → 必要であれば組織検査
●口腔内乾燥 ~ サクソンテスト、ガムテスト → 必要であれば組織検査
●抗SSA抗体、抗SSB抗体
しかし、、、、
→→ 確定診断は簡単であり、対症療法しかない。
難病とるためにはある程度の重症度が必要で
料金もかかりますので、下記に当てはまらない方は
基本的に難病申請は申請しておりません。
◎ESSDAI(シェーグレン症候群の重症度分類)
1.健康状態(高熱、体重減少)、2.リンパ節腫脹(2cm)、3.耳下腺腫脹(3cm)、4.関節痛(6関節以上)、5.皮疹(紫斑、潰瘍)、6.間質性肺炎(%VC 60以下)、7.糸球体腎炎、8.筋炎症状(CK上昇)、9.多発単神経炎、10.中枢神経症状(痙攣、麻痺)、11.血球減少(Neu500以下、血小板5万以下)、12.グロブリン異常 IgG2000以上)ご心配な方は当院受診をご検討ください。
セカンドオピニオンも受け付けております。
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- 2018.05.08
- 待合室
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久しぶりの更新となりました。
当院もおかげさまで患者さんがすこしずつ増えてまいりまして
待合室で常設のソファに座れずに
ニトリの椅子に座っていただく方もいらっしゃることが多くなりました。
もちろん大変気に入っている椅子ですが。。
すこし椅子のならびを変え、椅子の数を増やしましたので
ゆっくりとおつくろぎください。
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- 2018.01.31
- 1年を終えて
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当院を開院し1年が経ちました。滝川や岩見沢から当院まで来ていただいている患者さん。
西区のクリニックから引きつづき私の外来に来ていただいた患者さん。
そして、このクリニックで出会えた患者さん。
痛みなどで当院を受診したけれど、お力になれなかった患者さん。
たくさん勉強させていただき、本当に感謝しております。
この一年間は本当にいろいろなことがありましたが、沢山の人に助けていただきここまで来ました。
これからも精一杯皆様のお役に立てますよう努力してまいります。
今後ともなお一層の、ご指導ご鞭撻をいただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いします。
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- 2018.01.18
- 強皮症
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強皮症という病気があります。
初期の症状はさまざまで、多くはレイノー症状です。
レイノーとはなにか?
簡単に言うと指の先が白くなります。
参考サイト「MEDY」より引用 ↓
くっきりと、血流がよいところと悪いところが分かれます。
同じような症状があるかたは一度受診してください。
予約
011-700-2000
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- 2017.12.20
- 痛風の治療はむずかしい。
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痛み止め(NSAIDS)と尿酸を下げる薬(ザイロリック®など)を使用します。
しかし。
これらの使い分けが実はむずかしく、医師の間でも情報が錯綜しております。
NSAIDSも痛風にすぐにロキソニン®としたくなるのが
医師の中でも蔓延しておりますが、それではいけません。
ロキソニン®の使用ではダメな患者、ロキソニン®がちょうどよい患者
様々です。
痛風発作をおこしているときに
すぐにザイロリック®飲を飲み始めてはいけません。
病態に合わせて飲み始め、中止を検討しなくてはいけません。
痛風は実はオーダーメード治療なのです。
発作を起こした時にはすぐに来院してください。
予約
011-700-2000
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