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- 2017.05.02
- ベーチェット病
-
ご存知でしょうか?
医師の国家試験で必ずと言っていいほど
出題される疾患です。
ベーチェット病(Behçet’s disease)は
1.口腔粘膜のアフタ性潰瘍
2.外陰部潰瘍
3.皮膚症状
4.眼症状
上記4つの症状を主症状とする
慢性再発性の膠原病です。
トルコのイスタンブール大学
Hulsi Behçet教授が初めて報告し
いまだにこの名がついてます。
しかし、この病気
診断も治療も
大変むずかしいのです。
そして、なんと
この病気
関節リウマチの次に
当院に初診診断される方が
多くて驚いております。
なぜ診断がむずかしいのか。
また次の機会に
予約
011-700-2000
カテゴリー:
- 2017.04.28
- 痛風の本体
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軟骨にたまった尿酸結晶(↓)
(Wikipediaより)
この結晶が関節の中に放出されて、
それに反応した白血球が
関節のなかで暴れだします。
これが痛風の本体です。
ですから、針を刺して
顕微鏡でみてやれば
痛風と診断できるわけです。
しかし、小さな関節や
はっきりとこの結晶が
確認できないときに
どうしましょう?
当院では関節エコーを
用いております。
リウマチの関節炎以外にも
関節エコーを使用して
診断に利用しております。
さて、ではどのように見えるのか。
またの機会に。
予約
011-700-2000
カテゴリー:
- 2017.04.15
- 痛風の診断とは
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痛風診断はむずかしい。
尿酸値が正常のこともある。
手の指や
膝に痛風発作をおこすこともある。
ではどのように診断するのでしょう。
日本痛風・核酸代謝学会では
と、記載されております。
つまり、尿酸炎結晶を証明しなくてはいけないのです。
膝や足の親指が腫れていれば
大きい関節ですので
刺してすぐに診断つけますが。
しかし、この方法も、
それくらい腫れていれば、ということで
簡単です。
実際の臨床では針を刺すことなく採血して
尿酸が高ければ、
痛風と診断してしまうわけです。
視診(目で見て)と経験で。
しかし、これには、長年の経験が必要です。
では、本当にそれだけでいいのか。
若い研修医の先生にこの診断基準だけ教えれば
みんな納得しくれるのか。
否
「尿酸値が高くない、
手の指(足の親指じゃなく!)が
腫れた
痛風患者さん」は
どうやって診断するのか!?
さて、私はどうしていると思いますか??
カテゴリー:
- 2017.04.06
- 指の痛風
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先日中指が痛いという患者さんが来ました。
近隣の先生がしっかりと痛風と診断されましたが
改善がないということでお手紙をもって
当院受診しました。
まず
手の痛風があるのです!
これは意外に知られていないのですが
紹介していただいた先生も大変勉強されています。
診断も治療もまったく問題ありません。
実は痛風の診断は意外に難しいのです。
また次回。
当院は痛風も専門にしております。
高尿酸血症含め生活指導も行っております。
ご予約
011-700-2000
カテゴリー:
- 2017.03.14
- 骨を丈夫にする薬があります!
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こんにちは。院長の近祐次郎です。
さて、骨粗しょう症とわかっても
悲観することはありません。
骨粗鬆症のお薬はたくさんございます。
実物大のくすりシートを作っていただき
説明しております。
写真の通り注射してなおす薬、
一か月に一度内服してなおす薬、
やっぱり毎日のほうが忘れない
という方のための薬。
様々です。
女性におすすめの薬、高齢者におすすめの薬、
痛みも取ってくれる薬。
様々です。
運動、食事、生活面のアドバイスも重要です。
心配な方は一度骨密度を計ってみてください。
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